石英ガラスウールは、透明石英ガラスを原料とした微細な繊維から成り、
耐熱性と耐薬品性にすぐれており、主に濾過材、充填材として
幅広く利用されています。
商品の詳細
【グレード：ファイン（Aグレード）】
【繊維の厚み ： 2から6ミクロン】
【用途： ガスクロ用充填剤、フィルターなど】
◆耐薬品性
フッ化水素酸、燐酸以外の酸にはほとんど侵されませんが、アルカリ性塩類や一部の金属には高温でかなり侵されます。
◆耐熱性
材質的には透明石英ガラスと全く同じですが、非常に細く表面積が大きくなるため、普通の石英ガラスより耐熱性が劣ります。
高温で長時間使用する場合は、1100℃を限界とします。
1200℃で10時間加熱すると弾力性が失われ、1300℃で2時間加熱すると、X線でクリストバライトが認められます。
◇純度 (不純物含有量 ｐｐｍ）
・AL203 ＜20
・Fe203 ＜10
・K2O ＜10
・Cao ＜10
・TiO2 ＜2
ここがスゴい！
 |
他社メーカーののウールに比べて微細な繊維から成り、繊維の太さが均一で、
極めて純度が高く耐薬品性に優れています。
大気汚染公害関係では、測定精度の特に高い採取用炉過材として利用可能で、
また半導体関係では、純度と耐熱を利用し拡散炉の
炉心管パッキンに利用実績があります。
|
